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Mako/人工関節の最新鋭のロボティックアーム手術支援システム
最新鋭のロボティックアーム手術支援システム『Mako メイコー』を2024年4月に金沢市で初めて(石川県内では2番目)導入します。
Makoシステムとは
Makoとは、股関節と膝関節の人工関節手術に保健適応が認められた国内初の手術支援ロボットです。
アメリカでは大部分がこの手術支援ロボットを用いた手術がされており、国内でもロボット支援を用いた人工関節手術が増えています。
ロボティックアーム手術とは
ロボティックアーム手術とは『人の手の代わりに作業を行う機械の腕(アーム)』のことで、手術では外科医がロボットアームを操作し骨を削り、人工関節の設置を行います。
ロボットアームが自動で手術を行うのではなく、外科医の手術操作を安全に正確に制御するのがMakoの特徴です。
ロボティックアームは、人の手のようにぶれることがなく、正確に動き、止まります。
その為、三次元CTデータをもとに事前に作成した治療計画から外れることなく、術中はロボティックアームが0.1°、0.1mmの誤差もなく術者の操作を制御するため、治療計画通り、正確な骨切りが可能になり、血管・神経の損傷のリスクを最小限に留めることができ低侵襲で安全な手術ができます。
Makoの特徴とメリット
◎正確で安全な手術を支援
手術ナビゲーションの技術を応用し、術中の手術機械の位置を表示しながら正確な位置へ誘導します。
また計画外の範囲にさしかかると自動的に制御する機能を搭載し、患部周辺を保護します。
◎ 術者が主体的に操作
Makoシステムは術者である医師が直接操作し医師の手術をサポートする役割を果たします。
◎ 術後疼痛の軽減
ロボティックアームを用いて人工関節置換術を行うと、人工関節の設置精度の向上が認められ、術後疼痛の低減および早期リハビリ開始などのメリットが期待できます。
※Makoについて、詳しくは整形外科担当医にお尋ねください。